2010年12月22日

生命の誕生

2010年12月16日
14時35分
女児が母子ともに健康にて誕生しました。体重2675グラム身長46 .7 です。
9時より誘発剤の点滴を使用。
約十五時間後辺りに産まれる目処と言われまして、母が一時帰宅したのが10時。

しかし、子宮口の拡がりや、赤ちゃんの下りが早かったよう。
13時半頃には、想定外のあと一時間あたりが目処と言われる。

正午過ぎてから陣痛が本格的になり、大騒ぎ。エコーをお腹に巻き、右手は点滴。
痛みの山が来る間隔が徐々に短くなるが、
まだ待てと言われたときの、残念さといったら。
そして主人に腰などフルサポートで常に押して支えて頂く。

直感的に分かるもので、
あ、これもう出てくると分かったのが14時20分頃。
すぐさまチェック後、車椅子にて分娩室へ。
人間必死になるとバカ力が生まれ、
無茶苦茶早いスピードにて車椅子に腰掛け、分娩台へ移動できた。

そこから、バースプランを立てたように、モーツアルトをかけてもらい、ソフロロジー呼吸。
ただ、いきみの力がソフロロジー呼吸では足りないようで、ラマーズに切り替える。
頭がすぐに出てきていたので、
赤ちゃんの出たがるタイミングに合わせて
いきむ。
陣痛より全然痛くない( ̄◇ ̄;)

あれよあれよといきみ十回以内には頭がすぐに出てきた。
赤ちゃんに自分の力で、スポンと出てくるのよ、と初期から語りかけていたら
想像絶するほど、そのままの通りにでてきたではありませんか。

最後の一息は女神像のようなお方が、赤ちゃんを、引っ張り出してくれるようなイメージが現れる。

頭が抜けたら、楽になって、スムーズに身体も抜けて約一分くらい。

終わった。
分娩所要時間十分程度。

早い!

破水から経過したら一日半だが、
分娩はスムーズなのがこれもイメージ通りだ。

私が死んでもいいからこの子は命がけで生み出すと本気で思いながら
出産しました。

体外に出た瞬間、赤ちゃんの泣き声が
聞こえる。途端に自分も大泣きしだして、生命の祝福、魂の祝福に歓喜の涙が溢れる。

のちにカンガルーケアをするため肌の温もりを感じて
抱いてみた。
運良く母乳が出た。

最高の気分だ。

無償の愛とは、こういうもの。

赤ちゃんが神そのもの。

終わったあとの達成感を味わい、これから赤ちゃんが私たちの先生である
それを再認識させていただきました。

本当に産まれてきてくれてありがとうね。
生命の誕生



Posted by VIVACE at 22:41│Comments(0)
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生命の誕生
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